スポーツ自転車入門 INTRODUCTION TO SPORTS BIKE

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ロードバイクの選び方

より速く、より遠くに行きたい方にはロードバイクがおすすめです。このページでは、ロードバイクの選び方とトレックのロードバイクをご紹介しています。

ロードバイクの価格帯は8万円前後から、上は100万円以上のモデルもあります。予算と相談しながら、以下のことに注目して選んでいくと良いでしょう。

 

ロードバイクで何がしたい?

ロードバイクを買って何をしたいのか、どのように楽しみたいのかを明確にしましょう。その目的がはっきりすると選ぶべきモデルが見えてくるはずです。

 

ロードレースやトライアスロンに参加

レースに積極的に参加して自分の限界に挑戦したり、仲間とともにサイクルスポーツの楽しさを共有するのにはロードバイクは最適です。春から秋にかけての自転車シーズンには、坂や峠を走って競う「ヒルクライム」や決められたコースを周回して順位を競う「クリテリウム」など、全国で色々なサイクルイベントが開催されています。年間通して色々なイベントが目白押しなので、自分の体力レベルやスケジュールに合わせて選ぶことができるでしょう。

空力性能に優れるMadone

Madone(マドン)はエアロダイナミクスに重点を置き、誰よりも速く走るためのロードバイクです。ワイヤーケーブルは全てフレーム内蔵、特徴的なハンドルバーやシートポストの形状など、限りなく空気抵抗を抑える仕様となっています。特に平坦な道で高速巡航したい方にはおすすめのモデルです。例えばトライアスロンやクリテリウムといった競技に最適です。

軽量さで他を圧倒するÉmonda

トレックの最軽量ロードバイクがÉmonda(エモンダ)シリーズです。その軽量さからヒルクライムをはじめとした登りに威力を発揮するバイクです。Émonda SL 5はシマノ105のコンポーネントを搭載したミドルグレードのフルカーボンロードバイク。本格的にロードバイクを始める1台におすすめです。もちろんヒルクライムだけでなく、トライアスロンやクリテリウムといった競技にも対応できる、幅広い楽しみ方ができるバイクです。

 

ロングライドや輪行など長距離を楽しみたい

 

きれいな空気や素晴らしい景色を求めて長距離ライドをしてみたり、行けるところまでバイクで走って帰りは電車で移動するなど、ロングライドも最適なロードバイクがドマーネシリーズです。

高い衝撃吸収性を誇るDomane

疲労を抑えながら快適にロングライドを楽しむにはDomane(ドマーネ)シリーズがおすすめです。重心の低いジオメトリーで、フレームにトレック独自の機能であるISO Speedテクノロジーを組み込むことで振動吸収性を高め、荒れた路面も安定した走りを約束します。またロングライドを快適に走るため他のロードバイクに比べてややハンドルが高く、前傾姿勢も比較的抑えられているのが特徴です。ディスクブレーキモデルであれば、突然の雨や長い下りでも制動力を保つことができます。

 

フレームの素材で決める

ロードバイク選びにはフレームの特徴や性能を理解することも重要です。トレックのロードバイクのフレームは大きく分けてカーボンとアルミのモデルがあります。それぞれの素材によってスピード感、快適さ、軽さ、価格など色々な面で違いがあります。

 

カーボン

現在特にミドルグレードからハイエンドのロードバイクで最も使用されている素材がカーボンです。かつては製造コストがかかることでハイエンドモデルにしか採用されませんでしたが、今やカーボンは幅広いモデルで選ばれています。

カーボンの一番の利点は、車体を軽量にできることです。カーボンはアルミやスチールとは違い、炭素繊維でできた強化プラスチックです。金属では無いため重量を大幅に軽くすることができます。一口にカーボンといっても、グレード、剛性、軽さなどの違いにより、初心者モデルから高級モデルまで、幅広い価格帯でカーボンフレームを選ぶことができます。ただ、フレームに強い衝撃が加わった際にクラック(ヒビ)が入ると、フレームは使えなくなってしまい、その場合メーカー保証対象ではなくなってしまいます。しかし、アースバイクスではカーボンドライジャパンが提供する1年間のカーボンサイクル補償を取り扱っておりますので、万が一のことがあっても修理でそのバイクには乗車していただけます。

 

軽量カーボンバイクの代表モデル Emonda

 

アルミ

アルミはカーボンが普及する以前は、ロードバイクに多く採用されてきた素材です。カーボンよりも素材、製造コストが安く、現在ではエントリーモデルのロードバイク中心に採用されるケースが多くなっています。トレックのアルミフレームのロードバイク、Émonda ALRやDomane ALRは、アルミとは思えないカーボンロードにも劣らない快適性や軽量性を実現しており、1台目のロードバイクとして最高のコストパフォーマンスです。また、カーボンと比べると取扱いをシビアに考える必要はありません。

 

アルミロードバイクの代表モデル Émonda ALR

コンポーネントに注目する

コンポーネントとは自転車の変速機、ギア、チェーン、クランク、ブレーキなどのパーツを総称した言葉です。コンポと略されることもあります。ペダルに伝わったパワーがクランク、チェーンを血液のように伝い、ホイールを回転さすため、コンポーネントは言わば自転車の心臓部の役割を果たします。

コンポ―ネントのグレードによって走りも大きく変わってくるため、ロードバイクを選ぶ際にコンポーネントは重要な要素となるのです。

 

シマノ

コンポーネントの世界シェアナンバーワンを誇るのが日本のシマノです。ロードバイクだけではなく、マウンテンバイクやクロスバイクからママチャリまで、自転車全般のコンポーネントの開発を手掛けています。シマノのロードバイクコンポーネントの特徴は高い機能性です。長期間使い続けても安定したパフォーマンスを発揮し、耐久性も高いシマノのコンポーネントは各メーカーが必ずと言っていいほど採用しており、トレックバイクの完成車の多くにもシマノが採用されています。シマノのコンポーネントはロードバイクの価格やユーザーのレベルに合わせたグレードが存在します。ロードバイクに使われるグレードとしては、上級グレードから、Dura Ace(デュラエース)、Ultegra(アルテグラ)、105(イチマルゴ)、Tiagra(ティアグラ)、Sora(ソラ)の主に5グレードが使われます。

シマノの最高峰コンポーネントセット Dura Ace

 

気に入ったモデルが見つかったらサイズをチェック

このように様々なロードバイクの選び方がありますが、すべてに共通して言えることは自分の体に合ったサイズを選ぶことです。ロードバイクは必ず身長や手足の長さに合わせたサイズに分かれています。求めるデザイン、価格、性能にぴったりなモデルが見つかっても、サイズが合っていなければ、本来の性能が出せません。
アースバイクスでは、経験豊かなスタッフがお客様に最適なバイクモデルとサイズ選びのお手伝いをします。

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