大人気!EQUAL機械式ディスクブレーキをオーバーホールするぞ!
2024年10月3日
EQUAL機械式ディスクブレーキ様
いつも大変お世話になっております。
あなたは制動力はもちろんのこと、軽量性、デザイン性、整備性にも優れ、リムブレーキコンポの救世主となりました。
約2年間使用してまいりましたがこの度、初めてオーバーホールさせていただきます。まだ動きは悪くないと思いますが、症状が出る前のメンテナンスが重要ですよね。
これからも末永くお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
オーバーホールについて
オーバーホールとはバイク・パーツを最大限分解し、洗浄(必要な場合はパーツ交換)、グリスアップ、再組立てを施し、新車時の性能を取り戻します。スポーツバイクを永く楽しんでいただくための必須作業と言えます。
分解・洗浄
さあ分解していきましょう。とその前にメーカーWEBサイトからマニュアルをダウンロードします。
メーカーが公開してくれている情報がある場合、それに対し忠実に作業するのが基本です。
この結合ボルトを緩めるには特に強い力が必要なので傷などをつけないように丁寧に作業していきます。
もっと真っ黒だとネタとして良いのですが思ったほど汚れていません。定期的な洗車のたまものですね。(当店自慢のクイックウォッシュ)
完全に分解して洗浄まで終わりました。ここまできっちりやると気持ちいいですね。ちなみに写真中央のベアリングをセラミックベアリングに変えてみるのも面白そうです。より小さい力でスイングアームが動くのでレバーの引きが更に軽くなるかもしれません。
グリスアップ
いよいよグリスアップして組立てていきます。ここでもマニュアルは必読で、グリスアップすべき場所、グリスの種類・ちょう度(硬さ)まで表記されています。何でもかんでもグリスを塗布していたのは昔の話で、現在ではシマノでもトレックでも本当に必要な箇所にしか塗布しないようになりました。特に今回はブレーキキャリパーなので余計なグリスは災いしか呼びません。
組立
一度分解すると組立も簡単です。(リターンスプリングとスイングアームの取付は少しコツがいるかも)
ピストンはボディに真っ直ぐあてるとスッと入っていきます。力まかせに装着して傷が着いたら即交換なので要注意。写真の状態でうっすらはみ出しているグリスが見えますが、ブレーキパッド表面にまわると危険なのでしっかりパーツクリーナーで拭き取ります。
完成
緩み止めを塗った結合ボルトを指定トルクで締めてオーバーホール完了です。スイングアームを手で動かすと全く引っかかりが無くスムーズに動いてくれます。これでもう2年は頑張って走って(止まって)くれるでしょう。
今回使用した工具など
左からT30トルクスレンチ、プラスドライバー#2、六角レンチ(3㎜・2.5㎜)、グリス
愛情をこめて
定期的に丁寧なメンテナンスをされたバイクはライダーの意のままに走ります。逆にほったらかしの汚れたバイクは大会等の結果も出せず、落車や盗難にも遭いやすいものです。細部まで愛情をこめて手をかけてあげたバイクで快適に安全なライドへ出かけましょう。
これから寒くなってくるとアースバイクスでもメンテナンスシーズンに突入します。今のうちにご予約をいただくとお待たせすることも少なくなると思いますので是非ご依頼ください。
THE EATH BIKESでは、初めてスポーツ自転車にチャレンジする方を全力サポートし、購入に対してのサポートだけでなく、購入後のライドの相談や、メンテナンス、ウェア選びからパンク修理まで、ハマればハマるほど出てくるスポーツ自転車の『?』をサポートいたします。
THE EARTH BIKESでスポーツ自転車を購入すること、それは安心して快適にスポーツ自転車を楽しめる時間が手に入ることなのです。
THE EARTH BIKESでスポーツバイクを始めましょう!
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