Trek RSL Aero ウォーターボトル＆ケージで1.8ワット削減する！

空力性能と同時に振動吸収性をアップさせるIsoFlowや驚異的な軽さのOCLV900カーボン、エアロハンドル等、軽く速く走るための機構がふんだんに盛り込まれたMadone Gen8ですが、実は他のロードバイクにも簡単に流用できるアイテムがあるのをご存知でしょうか？

ポン付けするだけで速くなるかもしれないこちらのアイテム！

Trek RSL Aero ウォーターボトル＆ケージ　¥11,800‐

フルシステムフォイル

今回トレックが提唱する「フルシステムフォイル」はバイク全体で空力設計を行うというもの。その象徴の一つがこのエアロボトルです。上の画像のようにフロントホイール・ダウンチューブ・ボトル・シートチューブ・リアホイールを前後に輪切りにした時に、1つの翼型になるようデザインされています。

トレックのWebサイトにはこうあります。

私たちは、Trekに加え他ブランドのレースバイクでも、新型エアロボトル＆ケージの性能をテストしました。その結果、全てのテストバイクにおいて標準的な丸型ボトル&ケージよりも有意義な空力的優位性を確認しました。

Madone Gen 8での風洞実験では、RSLエアロウォーターボトル&ケージは、標準的な丸型ボトル&ケージに比べて時速35km（時速22マイル）で1.8ワット軽減できました。

驚くことに、Madone以外のロードバイクでもこれを装着するだけでパワーの削減が可能かもしれないのです！

これは早速自腹を切って試すしかない(；ﾟДﾟ)

 ということでEmondaで試してみました。

実際Emondaに装着してみると、

見事にフレームとツライチで収まっています！

実走テスト

＜データ＞

車体：Emonda SLR

風速：2m/s

天候：晴れ　40℃

コース：なにわ自転車道

＜テスト方法＞

ノーマルボトル＆ケージ装着時とRSL Aeroボトル＆ケージ装着時で、5分間平均30㎞/hで走行した場合の平均パワーを比較します。これでRSL装着時の平均パワーの方が低ければ成功です。
まずはノーマル仕様で2本、次にRSL仕様で2本計測します。
（もちろん同じコースで比較）

①ノーマルボトル＆ケージ

【1本目】

 【2本目】

 ②RSLボトル＆ケージ

【1本目】

【2本目】

まとめ

RSL仕様1本目は目標速度を少し外してしまいましたが、RSL仕様の方がどちらもノーマル仕様よりも1ワット程度のパワーを削減出来ています。距離も短く、全く同じ条件とはいきませんが、今回のテストではひとまずRSLボトル＆ケージを装着すれば”少ないパワーで速く走れる”という結果となりました。トレックが言うように”35㎞/hで走行すれば1.8ワット削減”に近い数値が出るかも知れませんね。

使い勝手について

「この形状、使いにくいんじゃないの？」というご意見をちょくちょくいただきます。最初はボトルだけで自立しないのでCCD等の粉を入れるときには混乱しましたが、

慣れれば問題ないです。

ボトルの着脱等もまあ慣れです（笑）。過去これ以上に使いにくいボトル＆ケージの組合せはいくつもありました。安心してください！

ノーマルボトルも使えます↓

さていかがでしたでしょうか？1秒でもプライベートレコードを更新したい方にはもちろんオススメですし、カッコよく前三角にボトルを収めたいという見た目重視の方まで、どなたでも使っていただいて損はしないアイテムだと思います。車種・メーカー問わず*使用できるポン付けエアロアイテム『RSLエアロボトル＆ケージ』絶賛発売中です！

Trek RSL Aero ウォーターボトル＆ケージ
価格：11,800円
重量：ボトル単体97g・ケージ単体40g（実測値）

*フレーム形状等で取付不可能なバイクも一部ございます。

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