スタッフの自転車を見せてくださーい!『EMONDA SLR』 in アースバイクス
2022年8月27日
トレックコンセプトストア、THE EARTH BIKES (アースバイクス)のスタッフは一体どんなバイクに乗っているのか?
それぞれが並々ならぬこだわりを詰め込んだバイクばかり。
“ぼくのかんがえたさいこうのじてんしゃ”を不惑を過ぎても追い求める男達のバイクをご紹介!
竹内昭弘さん トレック Emonda SLR
選んだバイクを見ても分かるように、オーナーは軽いバイクが大好物。
Emonda SLRはトレックが誇るヒルクライムバイク。グッと力を込めると瞬時に加速していく軽さが武器だ。
十分に軽いバイクなのだがオーナーはUCIルールの6.8kgを下回らないと満足しないらしい。
「リムブレーキ車ならそんなに無理をしなくてもそれぐらいの重量におさめられたのですがディスクブレーキ車はなかなかしんどいですね」と苦笑いをしながらカスタムポイントを紹介してくれた。
「ステム・ハンドル一体型のXXXが220g程度と抜群に軽いんですが、頻繁にポジションを調整したいたちなので」と装着するハンドルはTNI Peloton、ステムはZIPP SERVICE COURSE。ハンドルは160gと超軽量だがZIPPステムも相まってか剛性に不満は無い。合計280gと十分軽量なコックピット周りに仕上がっている。
サドルは世界初3Dプリンタパッドを使用した フィジーク ANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVE。
「ショートノーズサドルの方が軽量なんですが自分は昔気質な人間で」とノーマルの長さのサドルを選ぶ竹内さん。低反発クッションのようなしっとり感が大のお気に入り。それでもベースはフルカーボンで剛性の塊、サドル重量147gと超軽量レーシングサドルだ。
「おしりに合う合わないより、おしりの方を合わせていく感じですね」とサドル観を語る。
バイクを振った時の反応性を向上させるために、ハンドルやサドル周りをとにかく軽く仕上げることは必須条件だ。
ヒルクライマー御用達の定番カスタムだ。しかし竹内さんはフロントシングルにしている理由を「ヒルクライム仕様ではなく街乗り仕様です」と教えてくれた。「長い間メッセンジャーをやってきて街中でフロント変速したのは足を故障した時だけでした」と豪快に笑う。変速トラブル、重量、コスト、いろんなモノを削ってメッセンジャーを生業にしてきた男の凄みを垣間見た気がした。
このバイクで一番のお気に入り、かつ最重要パーツがこのEQUAL機械式ディスクブレーキだ。「最軽量コンポのSRAM Red(機械式)を現在最高と言われるヒルクライムバイクにインストールするための最後のピースがこのブレーキシステムでした。制動力も抜群でメンテナンスも容易、それで軽い。しばらくこのブレーキ以外は使わないんじゃないかな?」とメーカーに足を向けて寝られない。
多少の重量増も駆動抵抗の軽減やカッコ良さには敵わない。カーボンドライジャパンのビッグプーリーは変速性能も問題ないレベルだと言う。樹脂製プーリーのメカノイズの少なさも気に入っているそうだ。
「これ見てください!」と指差したのはボントレガーのフラッグシップホイールAeolus RSL!ではなく、SOYOラテックスチューブのバルブ。超軽量なことで有名だが注目すべきは55㎜と特殊なバルブ長で、とある代理店の特注品らしい。「48㎜でもなく60㎜でもない、この絶妙なバルブ長がRSL37を最高にカッコよく見せるんですよ!」と竹内さんのこだわりの前では世界一の転がり抵抗の低さも形無しだ。
この他にもいたるところに細かいカスタムが施されている竹内さんのバイク。
この記事で気になった方は、直接アースバイクスを訪ねてみてほしい。ここには載せられないカスタムもあるらしい。
実はこのEmondaが初めてのトレックだという竹内さん。「20年以上憧れ続けてやっと購入出来ました。軽いだけじゃなくしっかりと安定した走りもするオールラウンダーバイク。でもやっぱりヒルクライム性能が抜群に高い!」
現在の仕様で車重は6.5kg。次のレースまでに6㎏ジャストぐらいまで軽量化したいという竹内さん。Emondaという相棒を得て、モチベーションは上がりっぱなしだ
THE EARTH BIKESでは、初めてスポーツ自転車にチャレンジする方を全力サポートし、購入に対してのサポートだけでなく、購入後のライドの相談や、メンテナンス、ウェア選びからパンク修理まで、ハマればハマるほど出てくるスポーツ自転車の『?』をサポートいたします。
THE EARTH BIKESでスポーツ自転車を購入すること、それは安心して快適にスポーツ自転車を楽しめる時間が手に入ることなのです。
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