「バス・電車はもう要らない!? 時代は自転車通勤へ。」自転車通勤で1万キロ走ったスタッフが徹底解説!
2021年5月14日
こんにちは、アースバイクスです。
新型コロナウイルスの出現から、早1年が経過。
その猛威は感染拡大に留まらず、我々の日常生活まで大きく狂わせてしましました。
マスク着用・リモートワーク・時短営業…色々あります。
そんな新しい生活様式の中で、最も気を付けなければいけないのは、「3密」。
「密閉・密集・密接」3つの密は、ウイルス感染のリスクが高く大変危険とされています。
そんなこともあってか、通勤手段を公共交通機関から自転車へ替える方が急増中。
既に海外では自転車通勤者で溢れ、政府が自転車専用レーンの増設等へ、巨額の資金を投じるという異例の事態に。そして我が国日本でも、政府が自転車の活用を促しています。
とはいえ、一括りに自転車通勤といっても、分からないことだらけという方が多いと思います。
皆さん、ご安心ください!当店には、自転車通勤を知り尽くしたスペシャリストがいます!
私(藤木)です。
私は奈良県に住んでいた頃、自宅から職場までの往復30㎞をロードバイクで通勤していました。
雨の日も・風の日も・灼熱の日も、とにかく毎日!1日たりとも、公共交通機関は使いませんでした!
その期間は2年にも及び…
なんと通勤で走った距離は、驚愕の1万km!!
というわけで今回は、そんな自転車通勤を知り尽くした私が感じた事と、自転車通勤を始めるにあたり押さえておきたいポイントをしっかりご説明します。
―自転車通勤に最適な距離―
自転車通勤に最適な距離とは、おおよそどのくらいなのでしょうか?
あくまでも通勤のため、出社時間に間に合わせる必要があります。
ですので、所要時間が長い場合や、距離が遠すぎると現実的ではありません。
私の経験から言うと、距離は5km~25km程で、所要時間は30分~1時間程が基準となります。
とはいえ、車種によって重量やギア比等が異なるので、自身の通勤環境に合わせてバイクを選ぶ必要があります。
―環境に合わせたバイクチョイス―
■クロスバイクに適した環境■
距離とルート:5km~10km程度/平坦もしくは坂道が少ない
所要時間:20分~30分程度
~クロスバイクの魅力~
クロスバイクの魅力は、「積載力」です。
リアキャリアや前かごを装着できる構造なので、沢山の荷物を運ぶことが出来ます。★積載力UPアイテムの詳細はこちらから!★
また真っすぐな「フラットハンドルバー」のおかげで、荷物を積んだ状態でも安心してハンドル操作が可能です。
■ロードバイクに適した環境■
距離とルート:15km~25km程度/平坦基調だが、いくつか坂道がある
所要時間:30分~50分程度
~ロードバイクの魅力~
ロードバイクには、圧倒的な軽さとスピード力があります。
ハイペースで走行できるので、15㎞以上の長距離通勤に打って付け。また道中に坂道があっても、軽量な作りなので楽々こなせますよ!
※各項目に対する数値はあくまでも目安です。個人のライドスタイルや体力によって、大きく異なる場合があります。
―自転車通勤のメリット―
【3密の回避】
公共交通機関を一切使用しないため、不特定多数の人間との接触を避ける事が出来ます。ですので、病気等をうつされるリスクが大幅に軽減します。事実、自転車通勤になってから風邪を引くことがなくなりました。病気と無縁の生活は、本当に清々しいですよ♪
また通勤を自転車に切り替えることで、スマホを触ったり、イヤホンで音楽を聴く時間が大幅に減少。首や目・耳への負担も減るので、非常に健康的な1日を過ごせるかと思います。
【朝に余裕が生まれる】
当時の私は、電車通勤と自転車通勤で大きく所要時間が異なりました。
電車は50分程で、ロードバイクだと30分程。このように、圧倒的に自転車の方が速い場合もあるんですね。
電車の発車時刻に左右されないので、朝はゆっくり寝れます。もしくは早起きして、のんびり朝食を食べるもよし、読書やランニングをして自己研鑽するもよし。貴重な朝の時間を有効活用できます。
【ノンストレス】
公共交通機関に乗れば、誰しも少なからず、ストレスを感じますよね。
今でこそ自転車通勤の私ですが、中学1年生から大学卒業まで電車通学でした。
また社会人になってからは、大阪のオフィス街へ出る機会も多くなり、毎朝すし詰め状態の電車に揺られていた頃もあります。
狭い空間に閉じ込められいる事自体が、かなりのストレスです。中にはマナーの悪い乗客もいるので、イライラしてしまう事もしばしば。
身体面・精神衛生面を考えれば、公共交通機関の利用は極力控えたいものですね。
その一方で、自転車通勤では、そういったストレスから一気に解放されます。
ノンストレスで出勤すれば、仕事もバリバリはかどるはず!出世への近道は、自転車通勤かもしれませんよ!(^^)!
【経済的&健康】
自転車通勤をすれば、電車の定期代やガソリン代は一切かかりません。ですので、浮いたお金を貯蓄に回したり、ショッピングやレジャーといった、趣味嗜好に投資することもできます。
また毎日自転車に乗ることで、自然と体力が付きます。
階段を上って、息切れなんて事とは無縁。健康的な体とライフスタイルが手に入るのです。「継続は力なり」!
―「今」自転車通勤をするということ―
【我々の責務】
先述した通り、自転車通勤は3密を避ける大変有効な手段です。また生涯スポーツとして、いくつになっても楽しめる素敵なスポーツです。
しかしながら、自転車は乗り手の意識一つで、事故や怪我等のトラブルに繋がる場合もあります。
今の世情を鑑み、大前提として理解しておくべきことがあります。
それは、自転車通勤による事故等で、医療従事者の手を煩わせることが、決してあってはならないということ。
乗り手一人一人が、安全に対し高い意識を持つべきだと考えます。自身の安全をできうる限り確保し、交通事故や怪我のリスクを最小限に抑える努力が必要がです。
そこで私達は、安全性を高める通勤に最適なアイテムをお勧めしています。それらをいくつか簡単にご紹介します↓
【通勤マストアイテム】
①ヘルメット
スポーツ自転車はスピードの出る乗り物です。また基本的には車道を走るシーンが多いため、ヘルメットの着用は必須と言っても過言ではありません。
自分自身の安全確保は勿論、ご家族に心配を掛けないためにも、ヘルメットを被りましょう!
②フロントライト(前照灯)
夜間の走行に際し、前照灯の装着は道路交通法で定められています。
しかしながら、自転車と車の事故の多くが日中に発生しているという事実があります。
そこで私達は「デイライト」を推奨します。
これは日中であってもライトを点灯させ、対向車や歩行者に自転車の存在を認識させる事を目的としています。
また当店が取り扱うボントレガーライトは、日中でも効果的に視認されるフラッシュパターンを採用。通常のライトより「デイライト」に適しています。
③リアライト
自転車と車の事故の多くは、後方からの追突事故です。主な原因はドライバーのよそ見運転。
それに対して有効なのが、リアライトです。
昼夜問わず点滅させることで、車間距離が十分な段階から、後方ドライバーに自転車の存在を認識させる事ができます。
④グローブ
意外と見落とされがちなグローブですが、ヘルメットやライト同様に、とても大切なアイテムです。
グローブの役割は、主に「クッション性・滑り止め・怪我予防」の3つです。
■クッション性■
ハンドルバーは、路面からの振動をダイレクトに伝えます。そのため、長時間のライドでは手が痛くなることもしばしば。
手の痛みは、ブレーキングやハンドル操作に悪影響を及ぼすので、大変危険です。
それらを防止するためには、クッション性の高いグローブが有効です。クッション性の高いモデルであれば、手のひらに低反発素材やゲルが配備されているので、振動をしっかり吸収してくれます♪
■滑り止め■
素手でハンドルバーを長時間握っていると、汗で滑ってきます。万が一このような状態で、段差に乗り上げたり、イレギュラーな場面に遭遇するとしっかりバイクをコントロールできなくなるので要注意です。
グローブを装着することで、手汗をしっかり吸収し安全にレバーを握れます。また手の平や指先には、滑り止め加工が施されているので、ブレーキ・変速誤操作の心配もありません。
■怪我予防■
走行中に落車した際、人間というのは反射的に手が出てしまいます。
手は人間が日常生活する上で絶対に必要です。手を怪我すると、日常生活はさることながら、仕事・学業といったものへも影響を及ぼすため、手の保護は必須と言えるでしょう。
⑤ドリンクホルダー&ボトル
これからの時期に気を付けたいのが、熱中症です。自転車に乗っていると案外涼しく感じ、水分補給を忘れがちに。しかし自転車は有酸素運動。想像以上に汗をかくので、要注意です。
ドリンクホルダーをバイクに装着することで、こまめな補給を手軽に行えます!
また専用ボトルには保冷機能を備えるものや、魔法瓶タイプ等、色々な種類があり季節や気温に合わせてお使い頂けます。
【日々のメンテナンス】
バイクの安全を確保するためには、定期的なメンテナンスが重要です。
主なメンテ項目としては、※ボルトの増し締め・ブレーキ調整・変速調整※といったものがあります。これらは、スポーツバイクを運用する上で絶対に必要なメンテナンスです。
※アースバイクでは、当店でご購入頂いたバイクに限り、上記のメンテナンスを生涯無料でサポートさせて頂きます!詳細はこちらから→★生涯無料!!アースバイクスの「プリライドメンテナンス」とは?★
またそれと同時に、ブレーキパッドやタイヤと言った消耗品類の摩耗にも、気を付けなければいけません。
交換目安としては、タイヤ/3000㎞・チェーン/5000㎞とされています。しかしこれらの数値は、使用環境によって大きな差が生じることもあります。
特にブレーキパッドやチェーンの摩耗具合は、見た目には分からないため、プロの診断が必須です。
自分の命を預けることになるので、安全なバイクコンディションの維持を心がけましょう。
いかがでしたか?自転車通勤についての理解を深めて頂けたと思います。
自転車通勤について、もっと詳しく話を聞きたいという方は、自転車通勤のエキスパートである藤木へお気軽にご相談下さい!
―ライター紹介―
藤木 大貴(Daiki Fujiki)
スポーツ自転車歴12年。高校時代、クリテリウムのロードレースで活動。大学ではトライアスロンに挑戦。
デュアスロンでは、世界選手権出場経験を持つ。自転車通勤で走った距離は1万キロ以上。
現在は、来年度競技復帰を目標にトレーニング中。
THE EARTH BIKESでは、初めてスポーツ自転車にチャレンジする方を全力サポートし、購入に対してのサポートだけでなく、購入後のライドの相談や、メンテナンス、ウェア選びからパンク修理まで、ハマればハマるほど出てくるスポーツ自転車の『?』をサポートいたします。
THE EARTH BIKESでスポーツ自転車を購入すること、それは安心して快適にスポーツ自転車を楽しめる時間が手に入ることなのです。
THE EARTH BIKESでスポーツバイクを始めましょう!
尼崎・西宮・伊丹・芦屋・神戸のTREK専門店【THE EARTH BIKES】
電話 | 06-7509-3306 |
---|---|
住所 | 兵庫県尼崎市西昆陽2-2-32 |
ホームページ | https://www.the-earthbikes.com/ |
営業時間 | 11時00分~19時00分 |
定休日 | 水曜日・木曜日 |