ママチャリと一緒じゃないですよ!初めてのスポーツバイク購入で、多くの方が知らないチューブの種類!
2019年11月4日
スポーツバイクのチューブは主に3つの種類があります。
ママチャリと呼ばれる一般軽快車にはイギリスバルブ(英式バルブ)が多く採用され、エントリーグレードのマウンテンバイク(MTB)や子供車、オートバイなどにはアメリカンバルブ(米式バルブ)、そして多くのロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクに採用されているのがフレンチバルブ(仏式バルブ)です。
なぜフレンチバルブが多く採用されているかといえば、構造がシンプルで軽いため、軽量なスポーツバイクに最適ということなのです。
たとえばトレックのスポーツバイクだと、90%以上のバイクがフレンチバルブ採用しています。※2019/11/4日現在。
そして一番多く採用されているフレンチバルの各部名称がこちら
それでは各部の役割をご紹介しましょう!
バルブキャップ
使用前、携帯時に尖がった先端部でチューブを傷つけないため、またコアにある小ネジの切りこみに水や埃が入らないように、そして落車時に尖った先端部が当たってケガをしないようにと、意外と役割は大きい。
また標準装備のバルブキャップは樹脂でできているものが多く破損しやすいので、もし破損したり失くしたら、アルミ製のカラーキャップでオシャレにカスタマイズがおススメです。
バルブコア
空気を充填したり、空気量を減らして空気圧をコントロールする部分です。フレンチバルブにおいてバルブコアという名は、実は正式名称ではなくアメリカンバルブのみコアというパーツが使用されています。
が、一般的にはバルブコアで知れ渡っています。
リムナット
小さなパーツですが、これも大きな役割を持ちます。
一つはバルブ本体が斜めに傾かないようにするための「傾き防止」。
次にバルブホールとバルブの隙間でカンカン音が鳴らないようにするための「音鳴り防止」。
そして空気充填時にポンプヘッドを挿しこむとくに、リム側に沈み込まないようにする「沈み込み防止」があります。
バルブサイズ
バルブにはいろいろ長さがあります。
完成車標準装備のバルブサイズは、ほとんどのチューブが48mmです。
バルブの長さはバルブステム本体の長さになりますので、リムの高さが重要になります。
ホイールをディープホイールに換えた時などは事前にリムの高さを計測しておくことが重要です。
同じ役割のチューブでも、フレンチバルブは軽量なのに高圧に対応しているので、スポーツバイクにおススメだったり、アメリカンバルブは空気漏れが少なく、頑丈ですが部品数が多く重量が重い、イギリスバルブは日本で最も使用されている(ママチャリ)チューブなので、安価で手に入りやすいですが、スポーツバイクではほぼ使用しないなど、チューブに特徴があります。
どうですか?
普段何気に空気を入れているタイヤチューブですが、知ると奥が深いですね!
気になる自転車パーツがあればどんどん質問してくださいね!
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