結構毛だらけネコ灰だらけ！この春スポーツバイクデビューしたサイクリストのみなさん、この夏ビンディングデビューしませんか？

ビンディングペダル使ってますか？

ビンディングペダルはペダルとシューズを固定できるシステムです。

ではペダルとシューズが固定できる聞いて、あなたは何を思いますか？

より速く走れる

キレイにペダリングできる

外れなくてコケそう

など、良いイメージも悪いイメージも思い浮かぶと思います。

今やスポーツバイクを楽しむサイクリストにとって、欠かせないアイテムの一つとなったビンディングペダル。

はたしてその効果とは？

速く走る、効率の良いペダリング、筋肉疲労の軽減といったポジティブイメージ

フラットペダルは、上から下へ『ペダルを踏み下ろす』という上下運動ですが

ビンディングペダルは、ペダルとシューズが固定されることで『クランクを回す』という円運動ができるようになります。

つまりペダルとシューズが一体となることで、一定方向にしかパワーを入力出来なかったものが、全方向での入力が可能となり、今まで使いきれてなかった筋肉が使えペダリング効率が良くなります。

またペダルからシューズがずれることがないのでパワーロスも軽減され、理論上ビンディングペダルにするだけで速くなります。

では外れなくてコケる…足首や膝関節に悪そう…といったネガティブなイメージ

まず外れない！ということはありません。

どのメーカーのビンディングペダルも、ペダリングの上下運動に対しては、どんなに力強く踏み込んでも、引き上げても外れません。

しかしカカトをちょこっと外側へ撚れば、簡単に外れます。

外れないのではなくて、外すことを忘れて止まった時にコケるのです。

俗に言う『立ちゴケ』です。

ただ立ちゴケは止まる瞬間にするので、打ち所にもよりますが、ほぼ怪我なしすり傷程度！むしろ、ゆっくりコケる姿を周囲の人に見られてしまった恥ずかしさによる『心の傷』の方が大きいかもです(笑)

またペダルに固定された脚を上下するだけで、理想的なペダリングになりますが、O脚やX脚など骨格によっては真っ直ぐな上下運動が難しく、無理に固定すれば関節の動きを制限し怪我につながる恐れもあります。

しかしビンディングペダルには固定部にフロート角(左右への遊び)があり、フロート角を身体の状態に合わせて選択することができるので、この問題も解決できますね。

おススメビンディングメーカー

初めてのビンディングペダルによく選ばれるSHIMANO

リーズナブルで高性能、種類も豊富でビギナーからプロまで広く愛用者がいる。ビンディングペダルには脚を捻って外すときの固定力が調整できる機能があり、フロート角(左右への遊び)はクリートを換えることで、0°、2°、6°と調整が可能です。

ビンディングペダルシステムの生みの親LOOK

少し価格は高めですが、広い踏み面と軽さ、そして乾いた高い装着音はファンも多いです。もともとシマノはLOOKからパテントをもらってペダルを製造しているので、使用法、使用感はほぼ一緒です。またフロート角(左右の遊び)もシマノと同じようにクリートを換えることで0°、4.5°、9°と調整可能です。

斬新なデザインでファン増加中SPEED PLAY

両面キャッチなので、毎回目視で確認しなくても前を見たまま簡単に装着することができます。しかしSpeedPlayの一番の評価は、クリートのネジでフロート角(左右の遊び)の調整が無段階ができることです。両面キャッチとフロートの無段階調整で、ビギナーや膝に不安がある人におススメです。

3社ともクリートが消耗しても、クリートのみ購入ができ、その際フロート角を換えることもできます。

THE EARTH BIKESのスタッフも、野口がLOOK KEO2MAX カーボン、増永はSPEED PLAY ZEROを使用、内田がLOOK KEO ブレードカーボンと、それぞれ自分好みのモノを使用しています。

まとめ

立ちごけに立ち向かう勇気さえあれば、結構毛だらけネコ灰だらけなのです！そもそもビンディングペダルにデメリットはありません。デメリットではなくネガティブに考えてしまうのではないでしょうか。ビンディングを装着しているのを忘れて立ちごけするとか、固定からくる体の故障というネガティブな部分は、時間と性能がクリアしてくれます。むしろ純粋にサイクリストとして、より快適に、速いスピードでスポーツ自転車を楽しむのであれば、メリットだらけのアイテムといえるでしょう。でも一番伝えたいことは快適性や速さより『安全性』です。ペダルとシューズが固定されていることにより、高速走行中にペダルを踏み外す心配がありません。スポーツ自転車はビギナーでも時速30㎞、瞬間的なら時速40㎞でる乗り物です。そんな高速走行中にペダルからシューズが外れたら・・・考えただけでも恐ろしい。スポーツ自転車デビューや、まだビンディングペダルにしていない方は、ぜひペダルとシューズが固定されている安心を体感していただきたいと考えます。

またビンディングペダルで代表的なシマノには「SPD」と「SPD-SL」の2種類用意されています。ロードバイク用のSPD-SLに対して、SPDはMTB用のビンディングペダルで、歩行にも適したシステムを採用しているので、ライド先で自転車を降りて観光や食事など、のんびりポタリングスタイルの方にもおススメですよ！

詳しくはスタッフにご商談くださいね。

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