生まれ変わった第2世代MADONE(マドン)!今週のピックアップバイク 第2世代MADONEアップグレードのご紹介。
2019年3月4日
2007年、コンタドール氏がツール・ド・フランスで快進撃を決め、24歳という若さでマイヨ・ジョーヌ(総合優勝)に輝いた!
この時コンタドール氏の走りを支えたのが第2世代MADONE(マドン)です。
そして今回、この第2世代MADONEのオーバーホール依頼が入りました。
まずバイクの現状を確認するため、お客様に了承をいただき実走しながらチェック。
私内田も第2世代のMADONEに乗っていたので、優しい乗り味と、レーシーな加速が懐かしく、今でも十分楽しめるバイクと思いました。
が!はっきりと見えてしまった、ブレーキとシフトの現行モデルとの性能差。
当時軽くて、抜群のブレーキコントロールで快適に走れていたシマノ アルテグラ(6700)も、久しぶりに操作するとブレーキ・シフト共に重くて硬く、間違いなく現状のシマノ 105(7000)の方が軽く感じました。
フレームの進化だけでなく、バイクを構成するドライブトレインも、12年という時間で劇的な進化をしていることを改めて感じました。
そこで、今後もガッツリ乗られるということなので、現行の105への乗せ換えをご提案させていただいたところ、せっかくだからオーバーホールを機に現行のアルテグラへの乗せ換えを決断いただきました!
ドライブトレインは旧アルテグラ6700シリーズから、現行アルテグラR8000シリーズへ換装。
ホイールは10速対応のモノで、11速用のフリーボディーに交換できないタイプでしたので、Bontrager(ボントレガー)Paradigm Elite(パラダイムエリート)に交換。
軽量アルミホイール パラダイムエリートを詳しく知りたい方はこちらから・・・Paradigm Elite
長年の使用でサビついてしまったベアリングも新品に交換。
そして各ケーブルとバーテープを交換し、生まれ変わったMADONEがこちら!
6700シリーズに比べ、コンパクトで握りやすいR8000STIレバーは、R9100(デュラエース)から受け継がれた、より少ないストローク量で、変速までの操作量も少なく、より素早い変速も可能になりました。
6700に比べ、クランクアーム、クランクアームとチェーンリングの根元分も太くなり、より剛性が高くペダングパワーをロスすることなく駆動力に伝えます。
R8000は、ブレーキキャリパーのボルトとボルトの間、内部にブースターと呼ばれるアーチ状の補強材をいれたことにより、制動時の撓みを軽減し、制動力の強化、安定した制動力を発揮する。
シャドー型ディレーラーへ変わったR8000は、外側への迫り出し量が減り、落車や不意に倒してしまった場合にダメージを受けにくくなり、シングルテンション構造(プーリーケージのみが前後に動くシンプルな構造)になったことで、どんな状況化でも安定した変速性能をみせます。
今はなくなった【MADE IN WATERLOO WISCONSIN USA】のロゴ・・・カッコいい。
TREK初のシートマストキャップは、斬新でカッコよく憧れました。
最高にカッコいいです。
完成したバイクをお客様にも乗っていただきましたが、軽くなった変速操作と、軽くコントロールしやすくなったブレーキ、そしてホイールにParadigm Eliteを装着したことで、より感じる加速と、クイックなハンドリングに、お客様も「めっちゃ違いますね!別のバイクに乗っているみたいです」と、喜んでいただけました。
この生まれ変わったMADONEで、後輪行の旅を楽しむそうです。
そしてゆくゆくは、メインバイクにMADONE SLR DISCを狙ってるそうです。(笑)
やはりMADONEの魅力はMADONEでしか勝てませんね!
良いフレームは、何年たってもいい走りをしてくれます。
そして、その走りを生み出すために、我々THE EARTH BIKESでは、パーツのアップグレードやドライブトレインの組換など、お客様の求める走りや予算に合わせてご提案いたします。
TREKのバイクで悩まれたら、ぜひTHE EARTH BIKESにご相談ください。
THE EARTH BIKESでスポーツバイクを始めましょう!
尼崎・西宮・伊丹・芦屋・神戸のTREK専門店【THE EARTH BIKES】
電話 | 06-7509-3306 |
---|---|
住所 | 兵庫県尼崎市西昆陽2-2-32 |
ホームページ | https://www.the-earthbikes.com/ |
営業時間 | 平日:11時00分~19時00分 土曜日:11時00分~20時00分 日曜日:11時00分~18時00分 |
定休日 | 水曜日・木曜日 |