クリートの交換目安っていつ?クリートの使用限界まで体を張って試してみた!~その時ペダリングにいったい何が起こるのか?~
2019年2月26日
「すいませーん、クリートってどれぐらいで交換するんですか?」とよく聞かれます。
というわけで、どれぐらい削れるとクリートを交換したらいいのかを説明します。
そもそもビンディングペダルとクリートはどうやってハマっているのか?
クリートの付いたシューズを横から見ると、クリートの先端が突き出していることがわかります。
そして後方は凹んでいます。
ビンディングペダルは、先端部は赤矢印のように凹みがあり、後方は青矢印のように凸部があります。
ハメるときは、クリート先端の凸部をビンディングの前方の凹みに引っ掛けます。
次にペダル先端にクリートが引っかかっている状態で、真っ直ぐかかとを踏み下ろすと、ビンディング側の凸部がクリートの凹み部にハマって固定される仕組みです。
この仕組みを理解した上で、クリートの交換目安はいつなのか?
まずシマノのクリートには、交換推奨ラインが記されているのをご存知ですか?。
クリート後方は青矢印の先にある線まで、前方は赤矢印の先の青い部分が削れると交換を推奨しています。
では内田の使用しているLOOK(ルック)のような交換ラインのないクリートはどうするのか?
もしくは交換せずにそのまま使用するとどうなるのか?
クリートの限界はどこなのかを検証してみました。
危険度☆
まず初めに感じたのは、装着しにくい時がありました。
この時クリートは交換ラインを過ぎて、凸部が薄くなってきていましたが、クリートが原因だとは考えないレベルです。
危険度☆☆
「アレ?俺下手くそになった?」と思うくらい装着しにくくなります。
この時クリートの状態は極薄で一部欠けていて、クリートの固定の遊びも多くなり、力強くダンシングすると少しの捻りでクリートが外れるようになりました。
危険度☆☆☆
今日からビンディングデビューしました!くらいクリートがハマりません。
この時クリートは凸部が完全に折れていて、ギリギリ引っかかっている状態なので、通常のペダリングでも引き足時でも簡単に外れるようになりました。
このようにクリートの交換目安は、交換ラインが見えなくなったら早めの交換が大切です。
正面から見ると、どの程度削れて薄くなっているか分かりにくいです。
しかし横から見えると一目瞭然。
LOOK(ルック)のように交換ラインがない場は、異変1のハマりにくいな?と感じた時が交換の目安となります。
「ハマりにくい?」と感じた時は横から確認してみてください、削れて薄くなっているのがよくわかります。
スピードプレイなど、特殊なクリートもそうですが、まず初めの異変は「ハマりにくい」です。
このタイミングで交換しておかないと、ある日突然「パキッ!」と割れてしまい大変危険なことになります。
安全で楽しいライドのためにも、クリートの交換は早めがオススメです!
最後に…
今回は検証ということでギリギリまで使用しましたが、絶対にマネはしないでください。
事実内田も最後の検証の時は「危ない!」という場面がありました。
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