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簡単にできるセルフメンテナンス

セルフメンテナンスとは自身で自転車のメンテナンスを行うことです。もちろん知識がなければ難しいのですが、このページでは初心者でも比較的簡単に行えるセルフメンテナンスを紹介します。

 

メンテナンスの基本は空気入れから

空気入れはメンテナンスの基本中の基本です。

 

空気を入れる前に、タイヤ全体をチェックします。異物が刺さっていたり、摩耗によってタイヤが割れていないかチェックしましょう。もしタイヤに大きな割れや破損を見つけたらすぐにストアスタッフにご相談いただき、タイヤ交換することをおすすめします。

 

 

空気はタイヤの側面に記されている適正気圧の範囲内で入れていきます。スポーツバイクは仏式、米式、英式の主に3つの空気口のタイプがあります。それぞれの空気口に対応した空気入れを用意する必要があります。

 

チェーンオイルの差し方と頻度

空気入れの次にできるセルフメンテナンスはチェーンの清掃と注油です。通勤などで毎日のように乗ったり、長距離ライドが多い場合は、少なくとも2~3週間に一度はチェーンの清掃と注油を行いましょう。オイルの種類や、雨天走行の有無によってもオイルを差すタイミングは変わります。

 

 

チェーンオイルを上手く差すコツは、チェーンリングの1コマ、1コマに少しづつ差していくことです。オイルが必要なのはチェーンリング内部だけなので、コマの外側に付いたオイルは拭き取ります。拭き取りをしないとオイルに砂やほこりが付着し、黒い油汚れの塊となってスムーズな回転や変速の妨げになります。

また雨天での走行後は、チェーンオイルが雨で流れている可能性が高いので、フレームの水滴を拭き取ってからできるだけチェーンを清掃し、オイルを差しましょう。放っておくと思った以上に早く錆が浮いてくるので注意が必要です。

チェーンオイルには主にドライ系オイルとウェット系オイルの2種類があります。ドライ系は油分がサラサラのため、汚れがつきにくく比較的チェーンをきれいに保つことができますが、持続性がなくオイルを差す頻度を増やす必要があります。

逆にウェット系オイルは、一度差すと持続性が高いため、差す頻度は少なくて済みますが、粘度性が高いため砂やほこりが付きやすく、油汚れを起こしやすくします。

どちらのオイルもメリット、デメリットがあるので、詳しくはストアスタッフに聞いてみると良いでしょう。

 

フレーム、フォークのクリーニング

セルフメンテナンスの最後は、自転車のフレームやフォークをきれいに磨いてあげることです。

 

 

自転車も見た目がきれいか、そうでないかで印象が随分変わってきますよね。せっかく高い自転車を乗っていてもほこりや汚れが溜まっていたらカッコ良さも半減します。最後の仕上げであるフレーム、フォークの汚れ落としとワックス掛けは大事です。水で大きな汚れや泥を落としたあとは、フレーム専用のクリーナーで拭いてツヤを出しましょう。

 

最後に

今回は初心者でも比較的簡単なセルフメンテナンスをご紹介しました。これらの作業は慣れてくると20分程度で完了します。また作業中は服などにオイルや油が付着しないよう、軍手やエプロンをすると便利です。
アースバイクスではセルフメンテナンスのインストア講座なども定期的に開催しています。ぜひFacebookのイベントページをチェックしてみてください。また、ブレーキや変速機の調整などは慣れないうちは難易度が高く、誤った方法で作業をするとコンポーネントやフレームをいためてしまう可能性があるだけでなく、大きな事故につながることも考えられますのでお店までお持ち込みください。

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